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AI顧問の料金相場2026 — 月5万円台と月30万円の違いはどこにあるのか

AI顧問サービスの料金は会社によって月5万円から月100万円超までバラバラで、初めて探す方には「適正価格」が見えません。2026年3月の帝国データバンク調査によると、生成AIを業務で活用する企業は全体の34.5%まで拡大しており、活用企業の86.7%が「効果が出ている」と回答しています。さらに2026年7月のストックマーク調査では、製造業の役職者の約70%が「生成AIの効果は期待以上」と回答し、4人に1人が余暇時間の増加を実感していることが明らかになっています。AI化の成果が現場で見え始めたことで、顧問への相談は増えています。一方、サービスの中身と価格帯はピンキリのままです。この記事では、AI顧問を提供している側の人間として、料金の内訳と相場、そして「払いすぎない見極め方」を正直に書きます。

2026年の料金相場

価格帯提供者中身の傾向
月5〜10万円個人・小規模事務所月1〜2回の相談 + チャット対応。実装は別料金が多い
月10〜30万円中堅コンサル・AIベンチャー定例会 + 戦略提案。相場の中心帯
月30〜100万円大手コンサルチーム体制、資料は厚いが実装は別契約
月100万円〜大手SIer・戦略ファーム大企業向け。中小には過剰

中小企業向けの現実的なレンジは月5〜30万円です。問題は、この範囲内でも中身が全く違うこと。

なお、2026年6月のClaude Fable 5に続き7月1日のClaude Sonnet 5、7月24日にはClaude Opus 5(旗艦モデル)とAnthropicはほぼ毎月モデルを更新しています。以前は数十時間かかっていた実装が数時間で動く段階になっており、顧問がどのモデルを使いこなせるかで成果に差がつきやすくなっています。価格帯が同じでも、最新モデルを実際の製造業務に組み込んでいるかを確認するのが重要です。

価格差の正体は「実装するかどうか」

AI顧問の中身は、突き詰めると3つの要素に分解できます。

  • ① 相談 (アドバイス): 定例会・チャットでの質問対応。どの価格帯にも含まれる
  • ② 設計 (企画・提案): 業務分析、ツール選定、ロードマップ作成。月10万円以上の帯から
  • ③ 実装 (手を動かす): 実際にツール・システムを作って動かす。ここが含まれるかが最大の分かれ目

多くのAI顧問は①②まで。つまり「何をすべきかは教えてくれるが、作るのは別の会社に発注してください」という構造です。すると顧問料の他に開発費が発生し、しかも顧問と開発会社の間で伝言ゲームが起きます。総額で見ると、安い顧問料が高くつくパターンです。

払いすぎないための見極め方5点

チェック理由
実装まで顧問料内でやるか「提案だけ」なら開発費が別途数十〜数百万円かかる
成果物は何か (毎月何が残るか)議事録だけが残る顧問は要注意。動くツール・整備されたデータが残るべき
最低契約期間6ヶ月以上の縛り + 高額は、失敗時の損失が大きい
業界理解製造業なら現場用語が通じるか。通じないと教育コストを御社が払うことになる
「契約前」に何を見せてくれるか提案書ではなく動くもの。実力は実物でしか測れない

AI顧問を選んで失敗するパターンは繰り返しがあります。製造業のAI導入が失敗する3パターンも合わせて読んでおくと、商談で見るべきポイントが具体的になります。

月いくら稼いでくれるか — 顧問料の回収計算

顧問料が高いか安いかは、絶対額ではなく回収できるかで判断します。式は単純です。

月の削減効果 (時間 × 時給換算 + 売上改善分) − 月額顧問料 = 月のリターン

例えば月20時間の集計作業 (時給2,000円換算で月4万円) が消え、見積もり回答の高速化で月1件の受注が増える (粗利10万円) なら、効果は月14万円。月5.5万円の顧問料なら毎月8.5万円のプラスで、7ヶ月で初期の実装費も回収できます。この試算を契約前に一緒に作ってくれる相手なら、信頼できます。見積もり自動化による具体的なROI試算例は見積もり当日回答の記事で数字を出しています。

回収スピードを早めるもう一つの方法が補助金との組み合わせです。実装費(システム開発費)にはデジタル化・AI導入補助金愛知県DX促進補助金が使えるケースがあり、自己負担額を半分以下に圧縮できます。

当社の料金も公開します

合同会社AMORのAI顧問は、ライト月5.5万円 / スタンダード月11万円 / プレミアム月22万円 (いずれも税込) です。相場の中心帯より安いのは、広告費・営業人件費・オフィスコストをほぼゼロにした1人会社の構造によるもので、中身を削っているわけではありません。実装 (Claude Codeによる開発) まで顧問の範囲に含まれており、月単位で解約できます。

「毎月何が残るか」は多くの方が気にするポイントです。スタンダードプラン (月11万円) での典型的な成果物の流れを示します。

時期この月に手元に残るもの
1ヶ月目業務棚卸しレポート、自動化優先マップ (数字付き)
2〜3ヶ月目最優先業務のAIプロトタイプ (実際に動くもの)
4〜6ヶ月目本番稼働システム + 社内運用マニュアル
7ヶ月目〜2業務目の着手 or 既存システムの精度改善サイクル

名古屋・愛知の製造業の方は、名古屋でのAIコンサルの選び方も合わせてどうぞ。当社がどのようにAIで1人会社を回しているかは、社員ゼロの会社をAIで回す実例で全部公開しています。これ自体が、当社の実装力の実物デモです。ベテラン社員の反発が気になる2代目・3代目社長には、社内DX説得術の記事も参考になります。

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